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child soldier
子ども兵士

Explanation 用語の説明

正規・非正規を問わず、また自ら望んで加わったかそうでないかにもかかわらず、軍や武装勢力の活動に従事している18歳未満の子どもたちを指す。他に「子ども兵」「少年兵」「児童兵士」などと呼ばれることもある。世界には子ども兵士が25万人ほど存在し、その2割~5割程度は女子であるという推計もある(ワールド・ビジョン・ジャパン「子ども兵士がいる国はどこ?子ども兵士の数と理由を調べよう」より)。

子どもが自ら望んで兵士になる場合は、貧困・飢餓が背景にあることが多い。望まずに兵士になる場合は暴力的に連れ去られるケースが多い。子ども兵士に対しては、家族や友人を襲わせて殺人への恐怖心をなくさせる、暴力や薬物・アルコールなどを使って洗脳するなどの非人道的な行いがなされ、また時には性奴隷としての扱いを受けることもあり、心身の健康に大きなダメージを与える。また、軍隊等から仮に離脱できたとしても、心身のダメージが残ったり、基礎的な教育を受けられていなかったり、地域社会が受け入れてくれなかったりするため、社会復帰は簡単ではない。

Example 用例

A child soldier is not just someone who is involved in fighting. They can also be those in other roles such as cooks, porters, messengers, human shields, spies, suicide bombers or those used for sexual exploitation. It includes children recruited and trained for military purposes, but not used in war.

Theirworld "Child soldiers" より)

Related terms 関連する用語

child labour(児童労働)

hazardous work(危険な作業)

Dig deeper 知識・考えを深めよう

Q1: Is the number of child soldiers increasing or decreasing?

子ども兵士の数は増えているのだろうか、それとも減っているのだろうか)

Q2: What support can be provided to former child soldiers after their release from armed groups?

(武装勢力から解放された元子ども兵士に対して、どのようなサポートが提供できるだろうか)

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